長澤瑞子句集
『初鏡』
一読すれば分かるとおり瑞子さんの句は、名前の「瑞」を体現するように美しく生気があり、玉のような存在感を感じさせてくれる。「瑞」という漢字は「みず」や「たま」と読まれて甘露や美しい雲など、めでたい兆候を意味している。(鈴木比佐雄・解説文より)
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解説文:鈴木比佐雄 |
四六判/192頁/上製本 ISBN978-4-86435-139-3 C1092 ¥2000E |
定価:2,160円(税込) |
発売:2014年1月8日
【目次】
序章 新年
初鏡
一章 春
紅梅
春耕
春雨
藤の花
二章 夏
柿若葉
梅雨の蝶
蟬しぐれ
熱帯夜
三章 秋
秋雨
稲の香
秋立ちぬ
大西風
四章 冬
短日
初氷
初雪
歌集 『初音』
一章 春
二章 夏
三章 秋
四章 冬
解説 初めての時間を胸に刻む人 鈴木比佐雄
母の言葉に代えて 長澤弘明
略 歴
「初鏡」
喜びと悲しみつまり初暦
前髪の白さの目立つ初鏡
箒目の中に初日の射しにけり
正月は賑やかが良し子の泣くも
前髪の白さの目立つ初鏡
箒目の中に初日の射しにけり
正月は賑やかが良し子の泣くも